腰椎ヘルニア???

※施術例に関しては、自分の勉強を兼ねて書いております。

 ご覧の皆さまには何となくの雰囲気を楽しんでいただければと思います。

 

昨年末に、整骨院さんからご紹介で来られたSさん。

腰椎ヘルニアの診断で、坐骨神経痛が酷く歩けない…(T_T) との事。

 

S様 女性 50代

主訴 椎間板ヘルニア

副訴 坐骨神経痛

既往歴 子宮筋腫

昨年の2月に歩行中突然坐骨神経痛が起こり、9月に整形外科を受診、服薬での治療中。良くなる気配がみられないため、ダメもとで来院。

 

初回 12/4

ひとまず、椎間板ヘルニアの診断名がついているのでその鑑別から。

(腰椎ヘルニアはカイロプラクティックでは禁忌です)

検査

神経根障害の鑑別のため、AKR(-)、PTR(-)、座位下肢伸展テスト(R+)トライポッドサイン(+)、ケンプテスト(+)右後方、SLR約60°、変形SLRで梨状筋(+)、WLR(-)、右股関節外転ROM痛、クラムテスト(+)

以上から、腰部椎間板ヘルニアではなく、筋緊張から来る神経圧迫かな?と言う事で施療させていただきました。

施療

L4-L5 IVF-テクニック⇒クラムテスト(-)

子宮周囲の緊張をリリース⇒右股関節外転ROM痛減

その他、右中殿筋カウンターストレイン、C1-LLリリース

 

2回目 12/11

帰ったら楽だったとの事で来院

座位下肢伸展テスト(R+)トライポッドサイン(+) その他良好

前回の施療に倣って施術

座位下肢伸展テスト(-)トライポッドサイン(-)

 

3回目 12/18

座位下肢伸展テスト(-)、ケンプテスト右後方で痺れは出ないが苦しい感じ

座位L5-RPリリースでケンプテスト(-)

仙骨神経叢リリース、腰神経叢リリース、C2-RAリリース

 

4回目 12/24

痛みが戻ってきたとの事

各検査は全て(-)

右S2部に圧痛&仰臥位下肢挙上ROM痛(自動)⇒下腹部タッチで痛み軽減

骨盤内の循環を良くする⇒痛み軽減、しかしまだ残る(;´Д`)

 

5回目 1/7

痛み・動き日常ではほぼ問題なし。しかし20分くらい歩くと疲れてくる。

痛みがまた戻ってこないか不安を感じる。右S2圧痛。

不安への対応のためクラニアル。

S2部の痛みが取れない…⇒望診で右あごに引っかかるので聞いてみたら、右の下の歯が無いとの事。歯茎タッチでS2部の痛み無し。

右下顎の抜け感(内圧減少)をコントロール、その上の歯の圧着(ほっぺから)でS2部の痛み無し。

 

と言うわけで、ひとまず寛解と判断。

 

考察

初回の検査で腰椎ヘルニアは除外し、ヘルニアの施療はしない旨を了承いただいて施療しました。

初回時の検査は好転しましたが、痛み等は残ったままのため、やっぱり良くならないのね…(T_T)みたいな感じでしたが、2,3日生活してみたら動ける!との事でご予約。続けてもらってよかったです(^^)

当初は婦人科系の問題かなと考えていましたが、結果的に『歯』でしたね(゚Д゚;)

何で歯かな~と考えて調べてみたらありました。

(のもとデンタルクリニック様ホームページから)

実際の歯が無い所と合わないのですが、長く奥歯が無かったため下の前歯に隙間が出来ていました。きっとそのせいだろうと言う事にしておきます。

その他、何でこういう見立てをしたのかな?という所も個人的にみられるので、今後も勉強していきたいと思います。

 

まとめ

腰椎ヘルニアとの事で来院される方は多数おられますが、今回の例のように、実は全く違う問題で似た痛みを起こしていることがほとんどです。

腰椎ヘルニアの実際の病態は下肢の運動神経の障害であって、痛みではありません。

ヘルニアだからとあきらめないで、まずはご来院下さい('ω')ノ

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